五十三次旅日記 11 沼津宿
2005年 04月 19日
沼津宿まで江戸から30里(120km)
江戸時代の画家・広重が「沼津の宿」を描いている。狩野川沿いに数十軒の集落が並び、川沿いを子ずれの二人の旅人が宿に急ぐ。旅人の背中に大きな赤い天狗の顔を担いでいる。
これは何だろうか。もしかして、ドサまわりの田舎芝居の連中だろうか。遠くに中腹まで雪をかぶる富士山が描かれているところを見ると、季節は冬かも・・。
吾妻鏡に神宮造営のため、天城山から切り出した材木を沼津の海で積んだとある。
海に出ると「千本松原」の海岸だ。江戸時代に海風で砂が舞うのでこの砂防林を作った。田子の浦まで続く。広々とした駿河湾だ。
千本松原公園には若山牧水の歌碑「幾山河 越えさりゆかば寂しさの はてなむ国ぞけふも旅ゆく」がある。
江戸時代の画家・広重が「沼津の宿」を描いている。狩野川沿いに数十軒の集落が並び、川沿いを子ずれの二人の旅人が宿に急ぐ。旅人の背中に大きな赤い天狗の顔を担いでいる。
これは何だろうか。もしかして、ドサまわりの田舎芝居の連中だろうか。遠くに中腹まで雪をかぶる富士山が描かれているところを見ると、季節は冬かも・・。
吾妻鏡に神宮造営のため、天城山から切り出した材木を沼津の海で積んだとある。
海に出ると「千本松原」の海岸だ。江戸時代に海風で砂が舞うのでこの砂防林を作った。田子の浦まで続く。広々とした駿河湾だ。
千本松原公園には若山牧水の歌碑「幾山河 越えさりゆかば寂しさの はてなむ国ぞけふも旅ゆく」がある。
by princetown
| 2005-04-19 15:54